日本臨床スポーツ医学会

投稿規定・執筆規定

投稿規定(2022年11月11日改訂)

1.投稿資格

著者(筆頭著者および共著者)は,日本臨床スポーツ医学会学会員であることを原則とする.准会員が筆頭著者となる場合には,共著者として会員または名誉会員が入っていなければならない.

2.投稿論文

臨床スポーツ医学やその関連領域の学術論文で未掲載のものとする.なお,二次出版については,追加規定に定める.
投稿にあたり,EQUATOR Network(http://www.equator-network.org/)で紹介されている各種報告ガイドライン(日本語訳が作成されているものもある)を参照すること.
掲載後の著作権は本学会に帰属する.掲載論文を著者が所属機関の学術レポジトリでインターネット公表する場合は,著者最終稿(査読済みで受理された確定版で,掲載レイアウトになる前の原稿)の公表を認める.

3.倫理面を尊重した研究であることを原則とする.

  1. 人が参加した研究では,ヘルシンキ宣言(World Medical Assembly)を遵守したものであること.
  2. 「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」 (文部科学省・厚生労働省・経済産業省)に配慮したものであること.

4.利益相反について

筆頭著者は当該論文に関係する著者全員のCOI状態に関して,本学会「医学研究の利益相反(COI) に関する指針の細則」(第4条)に従い,所定の書式(様式2)にて論文投稿時,および採択時に自己申告し記載内容について責任を負う.

5.投稿誓約書

投稿原稿には多重投稿をしていない旨,倫理面を尊重した研究である旨および著作権を本学会へ譲渡する旨について記載し, 共著者連名で署名した誓約書の添付を必要とする.
(PDF形式のファイルをダウンロード: http://www.rinspo.jp/)

6.投稿区分

原著,症例報告,総説,資料,その他(依頼原稿, 等)とする.
図表の使用にあたっても,originalityを確認する.

7.原稿の採択・掲載時期

複数の査読者の意見を参考に編集委員会において決定する.査読結果により修正を求めることがある.掲載は原則として採択順とする.

8.校正

著者校正は初校のみとする.

9.掲載料・別刷料

規定の範囲までは無料とする.超過分やカラー写真の掲載分,トレース分は実費負担とする.別刷は全て有料とし,30部単位とする.

10.原稿提出

執筆規定に沿った下記のファイル(カッコ内はファイルの形式)をオンライン投稿システムにて提出する.

  1. 原稿
    1. 表紙,要旨,英文抄録,本文,文献(doc,docx )
    2. 著者リスト(Excelテンプレートに記入)
    3. 図表(ppt,pptx,xls,xlsx,jpg,tif,gif, pdf)
  2. 投稿誓約書
  3. 英文校正・ネイティブチェック証明書
    英文抄録,英文論文について,ネイティブチェック(外部サービス,または個人)を受けた証明書(様式任意)
  4. COI自己申告書(様式2) 論文投稿時と採択時に提出する

執筆規定(2022年11月11日改訂)

1.言語・用紙・書式

言語は日本語または英語とし, MS Wordにて作成する.
和文では, A4判の用紙を用い,横書きで記載.フォントは明朝体で文字の大きさは10.5ポイントまたは11ポイントとし, 32字×25行をもって1枚とする.
英文では, A4判の用紙を用い横書きで記載.フォントはTimes New Romanで文字の大きさは12ポイントとする.
和文, 英文とも表紙から文献まで通しの行番号, 頁番号を明記する.

2.原稿の形式

A. 和文論文

  1. 表紙(1頁目)
    1. 表題(日本語と英語で併記)
    2. 投稿区分(原著・症例報告・総説・資料・その他(依頼原稿, 等))
    3. 著者名(日本語と英語で併記)
    4. 所属機関(日本語と英語で併記)
    5. 連絡先(連絡著者名,住所,施設名, TEL/FAX,E-mail)
  2. 要旨(2頁目)
    1. 表題を記載する(著者名・所属は記載しない).
    2. キー・ワード(3語以内,日本語で記載)
  3. 本文

    本文の構成は,原著・資料では「緒言(はじめに)」,「対象(材料)および方法」,「結果」,「考察」,「結語(まとめ)」を,症例報告では「緒言(はじめに)」,「症例」,「考察」を原則とする.総説については上記に準じる.

  4. 謝辞

    研究費について,資金提供者(funding sources)を記載する.

  5. 利益相反

    COI情報について記載する.

  6. 著者貢献

    CRediT(Contributor Roles Taxonomy)https://credit.niso.orgに準拠し記載する.

    例:Conceptualization (概念化) ,Data curation(データ管理),Formal analysis (正式な分析) ,Funding acquisition(資金獲得),Investigation (調査) ,Methodology (方法論) ,Projectadministration (プロジェクト管理),Resources (リソース提供),Software (ソフトウエア) ,Supervision (指導),Validation (検証) ,Visualization (可視化),Writingoriginal draft(草稿の執筆) ,Writingreview &editing (原稿の見直しとエディティング).

  7. 文献

    本文の引用順に1),2),3)とし,以下の順序で記載する.本文中の引用箇所に文献番号をつける.

    1. 雑誌の場合

      著者名(筆頭著者を含め3名まで記載し,その他の共著者を和文誌では「他」,英文誌では「et al」とする).論文名.雑誌名.発行年;巻数:頁(初頁-終頁).
      (例) 小松孝行,長谷川絢子,小松 裕,他.トップアスリートに対する気道可逆性試験におけるサルブタモール追加吸収の有用性.日本臨床スポーツ医学会誌.2011; 19: 453-459.

    2. オンラインジャーナルの場合

      雑誌の場合と同様とし,DOI (digital objectidentifier) がある場合は DOI を引用する.DOIがない場合は,文献を直接指し示す URL とアクセス日を記載する.
      (例)Dan M, Phillips A, Johnston RV, et al. Surgery for patellar tendinopathy (jumper's knee). Cochrane Database Syst Rev. 2019; 9: CD013034. doi: 10.1002/14651858.CD013034.pub2.
      Gore D, Haji SA, Balashanmugam A, et al. Light and electron microscopy of macular corneal dystrophy: a case study. Digit J Ophthalmol. 2004;10.
      http://www.djo.harvard.edu/site.php?url=/physi cians/oa/671. Accessed December 6, 2005.

    3. 単行本の場合

      著者名(筆頭著者を含め3名まで記載し,その他の共著者を和文誌では「他」,英文誌では「et al」とする).章名.In:編集者名または監修者名.書名.版.発行地:発行者(社);頁(初頁-終頁),発行年.
      (例) 福林 徹,永野康治.小児・成長期スポーツ外傷の指導と予防.In:宗田 大(編).復帰をめざすスポーツ整形外科.第1版.東京:メジカルビュー;576-578, 2011.

  8. 図表:図表にそれぞれ番号と説明文をつける.
  9. 英文抄録
    1. 表題を英語で記載する(著者名・所属は記載しない).
    2. Key words(3 語以内,英語で記載)
  10. 原稿規定

    各原稿は, 下記の規定に従う.

  要旨 本文のみ 文献 図表 Abstract(英文)
原著 600 字以内 10 枚以内 20 個以内 8 個以内 200 語以内
症例報告・
資料
400 字以内 4 枚以内 10 個以内 8 個以内 200 語以内
総説 400 字以内 10 枚以内 30 個以内 10 個以内 200 語以内

B. 英文論文

  1. 表紙 (1頁目)
    1. 表題(日本語と英語で併記)
    2. 投稿区分(原著・症例報告・総説・資料・その他(依頼原稿,等)を表記)
    3. 著者名(日本語と英語で併記)
    4. 所属機関(日本語と英語で併記)
    5. 連絡先(連絡著者名,住所,施設名,TEL/FAX,E-mail)
  2. Abstract(2頁目)
    1. 表題を記載する(著者名・所属は記載しない).
    2. Key words(3語以内,英語で記載)
  3. 本文

    本文の構成は,原著・資料では「Introduction」,「Materials & Methods」,「Results」,「Discussion」,「Conclusion」を,症例報告では「Introduction」,「Case」,「Discussion」を原則とする.総説については上記に準じる.

  4. Acknowledgment

    研究費について,資金提供者(funding sources)を記載する.

  5. Conflict of interest

    COI情報について記載する.

  6. Authorcontribution

    CRediT(ContributorRolesTaxonomy)https://credit.niso.orgに準拠し記載する.

  7. References

    本文の引用順に1),2),3)とし,以下の順序で記載する.本文中の引用箇所に文献番号をつける.

    1. 雑誌の場合

      著者名(筆頭著者を含め3名まで記載し,その他の共著者を「et al」とする).論文名.雑誌名.発行年;巻数:頁(初頁-終頁).
      (例)Fujiya H, Yatabe K, Yui N, et al. Effects of face guard design in contact & collision sports on static and kinetic visual acuity. Jpn J Clin Sports Med. 2016; 24: 254-260.

    2. オンラインジャーナルの場合

      雑誌の場合と同様とし,DOI (digital objectidentifier) がある場合は DOI を引用する.DOIがない場合は,文献を直接指し示す URL とアクセス日を記載する.
      (例)Dan M, Phillips A, Johnston RV, et al. Surgery for patellar tendinopathy (jumper's knee). Cochrane Database Syst Rev. 2019; 9: CD013034. doi: 10.1002/14651858.CD013034.pub2.
      Gore D, Haji SA, Balashanmugam A, et al. Light and electron microscopy of macular corneal dystrophy: a case study. Digit J Ophthalmol. 2004;10.
      http://www.djo.harvard.edu/site.php?url=/physi cians/oa/671. Accessed December 6, 2005.

    3. 単行本の場合

      著者名(筆頭著者を含め3名まで記載し,その他の共著者を「et al」とする).章名.In:編集者名または監修者名.書名.版.発行地:発行者(社);頁(初頁-終頁),発行年.
      (例)Snyder PJ, Valeriano J. Head injury and Alzheimer’s disease. In: Bailes JE, Lovell MR, Maroon JC, eds. Sportsrelated concussion. 1st ed. St. Louis, MO: Quality Medical Publishing; 65-72,1999.

  8. Figures & Tables

    Figures & Tables にはそれぞれ番号と説明文をつける.

  9. 和文抄録
    1. 表題を日本語で記載する(著者名・所属は記載しない).
    2. Key words(3 語以内,日本語で記載)
  10. 原稿規定

    各原稿は, 下記の規定に従う.

  Abstract 本文のみ Reference Figures & Tables 要旨(和文)
原著 200 語以内 10 枚以内 20 個以内 8 個以内 600 字以内
症例報告・
資料
200 語以内 4 枚以内 10 個以内 8 個以内 400 字以内
総説 200 語以内 10 枚以内 30 個以内 10 個以内 400 字以内

二次出版に関する追加規定

本誌では,以下の要件を満たす論文について二次出版(secondary publication)の投稿を認める.

  1. 一次出版,二次出版,双方の雑誌の編集者から許諾を得ている
  2. 二次出版論文の投稿が,一次出版論文の掲載雑誌の発行後である
  3. 二次出版論文は一次出版論文と異なる言語で書かれ,異なる読者層が想定される
  4. 二次出版論文は一次出版論文のデータ・解釈を忠実に反映している
  5. 二次出版論文に一次出版論文の表題,掲載雑誌名,発行年,巻,頁を記載し,二次出版であることを明記している

上記規定は,医学雑誌編集者国際委員会(International Committee of Medical Journal Editors)による「医学雑誌掲載のための学術研究の実施,報告,編集,および出版に関する勧告 (2017年12月改訂版)」(Uniform Requirements for Manuscripts Submitted to Biomedical Journals, Updated December 2017) (http://www.icmje.org/,日本語訳はhttps://www.honyakucenter.jp/usefulinfo/pdf/ICMJE_Recommendations_2017.pdf)に準拠したものである.

なお,二次出版に関わる編集者には,一次出版論文の編集責任者の許諾文書と既刊論文の別刷またはコピーを提出するものとする.また,本誌への投稿論文は,本誌投稿・執筆規定の構成・形式に従い,論文の採否は本誌編集委員会が決定し,著作権は本学会に属するものとする.

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